ストレートネック改善の近道は、自分の体の仕組みを把握することです。姿勢チェックで自分の姿勢タイプを把握し、適切に対処していきましょう。
姿勢チェックをする目的は、自分の体の状態を把握することはもちろんのこと、改善法を試した後の状態と比較して、効果が出ているかどうかを評価することです。
体の歪みの評価は、体を横から見たときの重心ラインが基準となります。壁に背中をあてて立ったとき、後頭部・肩の後ろ・お尻・かかとが無理なく壁につき、さらに腰と壁の間に手の平が入る程度の隙間が空いている状態が理想です。
逆に悪い姿勢は、壁と後頭部が離れていたり、壁と腰の隙間が空き過ぎていたり、くっついていたりします。これらのチェックポイントから4つの不良姿勢のタイプに分けることができます。あなたはどの姿勢タイプでしょうか?
頭や肩が壁につかず、あごが前に出ている状態。腰と壁の隙間も広く、腰が反っています。このタイプは、ストレートネック以外にも巻き肩やバスト下垂、ぽっこりお腹などが見られるようになります。
頭や肩が壁につかず、腰と壁の隙間が狭すぎるタイプです。あごや頭が前に突き出て、背中全体が丸くなる、バストが垂れる、巻き肩になる、腰が曲がるなどの症状も現れます。
壁に背中がついてかかととお尻がつかない人はこのタイプです。あごや頭が前に出る、バストが下がる、肩甲骨が丸くなる、膝が曲がる、骨盤が前に突き出るなどの歪みが生じます。
背中と腰が壁に密着して隙間がない状態です。あごと頭が前に出る、腰から背中がまっすぐになる、腰の湾曲が消失するといった歪みが現れます。
いかがでしたか?上記で紹介した4つはすべてストレートネックによる不良姿勢です。
自分の姿勢の問題点を正しく把握し、普段から良い姿勢を心掛けること、そして、適切な矯正を行うことが重要になります。ストレートネックは悪化すると首や肩のこり・頭痛・吐き気・めまい・耳鳴りなどのさまざまな不調を引き起こすことがわかっています。
病院で受診すれば一時的に辛い痛みは落ち着きますが、再発しやすいのもストレートネックの厄介なところです。日頃からセルフケアを取り入れ、予防と対策に努めましょう。
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