整形外科で行なうストレートネック治療の特徴を分かりやすく解説。治療の特徴や期待できる効果、費用目安をまとめました。
整形外科は身体のなかでも運動器を扱う診療科です。骨や関節などの「骨格」、骨を取り囲む「骨肉」、骨と筋肉を支配する「神経系」の機能改善を目的とし、骨折、打撲、火傷、肉離れ、骨粗しょう症など多数の分野があります。
ストレートネックの治療ではまず問診を行ない、スマホやパソコンの使い過ぎはないかなど日常的な行動や姿勢について確認します。さらにレントゲンなどの画像検査を行ない、首の状態をチェックします。ストレートネックと診断された場合は、理学療法士によるリハビリ訓練、電気治療器による牽引といった処置や、痛み止めや湿布などによる投薬治療を選択するのが一般的です。
ただし、牽引療法は痛みがある箇所を強引に牽引することになるため医師によっては逆効果という意見もあるため、少しでも治療に疑問や不安がある場合は、別の方法を提案してもらいましょう。
整形外科は医療機関なので基本的に保険は適用となります。リハビリという扱いで初診は600~1,200円、再診では200~600円程度が相場です。症状にもよりますが週1~2回のペースで1ヶ月ほど通院するのが一般的と言われています。同じくストレートネック治療の選択肢に上がる接骨院や整体ではストレートネックなどの慢性痛の場合には保険が適用されないので、費用負担だけを見れば整形外科の方が割安です。
ストレートネックは骨や筋肉が関わる状態のため、整形外科で診てもらう必要があります。とくに首や肩、手や腕などに異常を感じた場合は、決して自己判断をすることなく、まずは受診しましょう。整体やマッサージ、整体枕などに安易に頼ることなく、医師の指示に従い、病院の治療やリハビリをすることが適切です。ただし、一般的な整形外科ではストレートネックを専門にしていないところが多く、正確な診断や治療を施してもらうためには、いくつもの病院をまわる必要もあります。
コンテンツ一覧
Copyright (C)ストレートネック改善ラボ All Rights Reserved.