ストレートネックは首のこりや痛みだけでなく全身のあらゆる器官に不調をもたらします。ストレートネックによって起こり得る症状リスト、適切な改善方法をご紹介します。
ストレートネックは首の生理的なカーブが失われ、まっすぐになった状態です。スマホやパソコン操作など、頭から腕まで固定されたうつむき姿勢になることが原因とされ、全身の様々な器官に悪影響を及ぼすことが分かっています。
ストレートネックが引き起こす症状は、首や肩のこり、頭痛、吐き気、めまい、耳鳴りなど様々ありますが、これらの不調を自覚して病院に行っても「症状」を改善させるための治療を行うに過ぎません。一時的に楽になってもまた再発してしまう可能性が高く、ストレートネックを改善しない限り根本的な解決は期待できないのです。
とはいえ、ストレートネックは頭痛や吐き気などの症状との因果関係が証明されていないため、レントゲン撮影などでストレートネックが認められたとしても、治療までは介入できないのが実情です。また、接骨院や整体院では理学療法を提供していますが、定期的に通い続けるのが難しいという懸念があります。そのため、現時点では日頃から自分自身で対策をとっていくしか方法がありません。
本サイトでは、ストレートネック改善のために効果を発揮した方法を試して掲載していますので、ストレートネックにお悩みの方はぜひご参照ください。
以下では、ストレートネックの症状について説明しています。自身がストレートネックかどうかの判断も合わせて、ぜひご参照ください。
TVや雑誌、書籍を通じて、多くの医師・専門家から警鐘を鳴らされているストレートネック。順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏はその著書『快眠したければ「首」を緩めなさい』の中で、ストレートネックの改善こそが質の良い睡眠を促し、慢性的な疲労や精神的なストレスから忙しい現代人を守ることを伝えています。そんなストレートネックを放っておくとどうなるのか?以下にその症状をまとめました。
頭痛にはいくつか種類がありますが、そのうち80%を占めるのが慢性頭痛です。さらに慢性頭痛は、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛の3種類に分かれています。ズキズキと波打つようなこめかみの痛み、頭全体が締めつけられるような痛みなど、ときには日常生活に支障をきたすまでの強い痛みに悩まされることもあります。
眼精疲労は疲れ目と混同されがちですが、実は医学的には棲み分けされています。疲れ目が休憩によって回復するのに対して、眼精疲労は目の痛みや霞みが続き、さらに頭痛などの症状を伴う状態を指します。さらに進行するとうつやイライラを招くこともあるので早めの対策が必要です。
顎が鳴る、カクカクする、口を開けると顎が痛い。これらは顎関節症の代表的な症状です。軽度のうちは自覚症状に乏しく、気付かないうちに進行していることもあります。重度になると日常生活や仕事に支障がでるほどの辛い痛みに悩まされる、侮れない病気です。
頚椎症は頸椎が変形する病気です。背骨をつなぐクッションの役目をしている椎間板や、背骨のつなぎ目の関節が変形することで起こります。変形した頸椎によって神経が圧迫され、慢性的な肩や首、腕、手指の痛みやしびれが生じます。
肩こりは簡単にいうと筋肉疲れです。パソコンやスマホ操作、運転などで長時間同じ姿勢が続くと筋肉が収縮(=疲労)したままの状態になり、筋肉の中を流れる血管を圧迫してしまいます。血管が圧迫されると血流が悪くなり、神経に十分な栄養素が行き渡らず痛みやこりとなって現れるようになります。さらに、進行すると、筋肉の動きを指令する脳の大脳基底核という器官が、筋肉が収縮した状態を形状記憶してしまい、肩こりが慢性化します。
腰痛が起こる原因は諸説ありますが、その中でも有力なのが体の歪みです。人間は二本足で歩くため、垂直方向に体重がかかり、上半身を支える腰に負担がかかる構造になっています。そのためちょっとした姿勢の癖やひずみが生じるだけでも、骨盤にじわじわと負担がかかり続けることになります。その骨盤を補強するために周りの筋肉がサポートをし、筋肉疲労を起こすことで腰痛が起こると考えられています。
めまいは体のバランスを保つ機能にトラブルが起こっている状態です。厚生労働省の調査によると日本では約240万人がめまいの悩みを持っていると報告されています。めまいが続くと誰でも不安になり、深刻な病気を疑い、精神的に不安定な状態になって症状が悪化することも少なくありません。しかし、実際はめまいで病院を受診しても、異常が見られないケースがほとんどです。
耳鳴りは実際にはない音が聞こえる状態です。キーンという高い音、セミの鳴き声、モーターのような音など、人によって聞こえ方は様々です。成人の2割が耳鳴りを感じた経験があり、そのうち7~8%が日常生活に支障をきたすほどの耳鳴りを感じているという報告があります。
吐き気は、脳にある嘔吐の指令を出す部分に向けて、自律神経が信号を送ることによって起こります。何らかの理由で自律神経が乱れると、脳に誤った信号を送ってしまい吐き気が引き起こされます。
手足のしびれは、長く正座をしたときのようにピリピリとした感覚が起こる状態です。しびれは手足の感覚を脳に伝える神経経路の障害により起こるもので、しびれの原因は様々です。中には、糖尿病や椎間板ヘルニア、脳卒中といった病気が原因となっているケースもあります。
自律神経失調症は、病院で検査をしても異常が見つからないのに慢性的な疲労やだるさ、頭痛、腹痛、不眠、しびれなどの様々な症状が現れる状態です。自律神経は全身の器官をコントロールしているため、バランスが崩れると全身のあらゆる機能に支障をきたします。
逆流性食道炎は、胃で消化される途中の食べ物や強酸性の胃液が逆流して食道が炎症を起こす病気です。胸やけ、胸の痛みが代表的な症状で、酸っぱい液体が口まで上がってくる、ゲップ、口内炎、のどの痛み、咳、喘息などの症状が起こる人もいます。
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