耳鳴りが起こる原因は様々ですが、ストレートネックが起因しているケースもあります。今若い人に増えているめまいとストレートネックの関係性について解説します。
ストレートネックは本来カーブを描いているはずの頸椎が真っすぐになっている状態です。頸椎がカーブを描くことで重い頭をバランス良く支えることができていますが、ストレートネックになると首の特定の箇所に負荷がかかってしまい、神経や血管が圧迫されます。その状態が続くと自律神経が乱れ、内耳にあるリンパ液に異常が生じて耳鳴りが起こると言われています。
耳鳴りは実際にはない音が聞こえる状態です。キーンという高い音、セミの鳴き声、モーターのような音など、人によって聞こえ方は様々です。成人の2割が耳鳴りを感じた経験があり、そのうち7~8%が日常生活に支障をきたすほどの耳鳴りを感じているという報告があります。
耳鳴りは、内耳の障害が起因していると言われています。音は、耳の穴→鼓膜→中耳→内耳→聴神経→大脳の聴覚中枢という順番に伝達して音として捉えられますが、耳鳴りはこのうち内耳に伝わる段階で障害が起こり、発生するものがほとんどです。
耳鳴りが頻繁に起こると耳鼻科を受診する方が多いと思いますが、内耳や中耳に異常が見られなければ「異常がない」と判断されることが多く、対処法として血液循環剤や抗うつ剤、筋弛緩剤などが処方され、結局原因が特定できないまま症状だけを抑えて対処するケースが多々あります。耳鼻科の医師は耳の専門家ではありますが、耳鳴りの根源である自律神経の乱れや体の歪みが原因の場合は分からないことが多いです。
耳鳴りは自律神経の乱れによる影響が多く、ストレートネックが根源となっている可能性が大きい疾患です。継続する耳鳴りにお悩みの人はストレートネックの改善を始めてみることをおすすめします。
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