ストレートネックの原因は姿勢不良だと言われていますが、実は他の原因が隠れていることもあります。ストレートネックの原因を把握し、今後の対策にお役立てください。
ストレートネックは、本来湾曲しているはずの頸椎が真っすぐになっている状態です。代表的な原因は姿勢不良で、猫背・反り過ぎの姿勢・長時間の座位・パソコンやスマホの連続使用など、長時間不自然な姿勢が続いてしまう人に多いと言われています。
これらの姿勢が長時間続くと無意識のうちに首まわりの筋肉に負担がかかり、体のバランスを保つ上で重要な役割を担っている筋肉が収縮したまま固まってしまいます。そして、筋肉内を流れる神経を圧迫して痛みが生じるようになることで、同時に血管も圧迫されるので、筋肉に必要な栄養素が行き渡らず、「こり」が起こってしまうのです。
女性は首が細く筋力が弱いため、男性よりもストレートネックが起こりやすく、ある検査によると検査対象の女性8割にストレートネックの所見があったという報告があります。
ストレートネックは姿勢不良だけでなく、以下のケースによっても引き起こされることが分かっています。
バレエ・ダンス・格闘技・長時間スポーツをする人や特定の筋肉に負荷をかけている人は、全身の骨格や筋肉のバランスが失われストレートネックになることがあります。また運動中の転倒によるむち打ちで発症するケースもあります。
加齢により頸椎を支える首周辺の筋肉が衰えることで、ストレートネックが生じるケースもあります。また、頸椎椎間板症や頚椎症など、椎間板や骨自体の衰えや変性から起こることもあります。
車の衝突によるむち打ちや打撲が原因で、筋肉のバランスが崩れ、ストレートネックになることもあります。
ひとえにストレートネックと言っても原因によってタイプがあり、ケアの仕方も様々です。適切に対処するためにも自身のタイプを把握しておきましょう。
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