ストレートネックがもたらすめまいへの悪影響を解説。ストレートネックによってめまいを起こす原因や改善方法をまとめました。
ストレートネックは、本来カーブを描いているはずの頸椎が真っすぐになっている状態で、首に大きな負担がかかっています。その負担を補うために筋肉が収縮し、血管が圧迫して血行不良を起こしてしまいます。同時に首に集中する神経も圧迫され、めまいや吐き気の症状を引き起こします。
めまいは体のバランスを保つ機能にトラブルが起こっている状態です。厚生労働省の調査によると日本では約240万人がめまいの悩みを持っていると報告されています。めまいが続くと誰でも不安になり、深刻な病気を疑い、精神的に不安定な状態になって症状が悪化することも少なくありません。しかし、実際はめまいで病院を受診して検査をしても、異常が見られないケースがほとんどです。
めまいの原因はおもに3つあり、脳梗塞の初期症状として起こり得る「脳からのめまい」と、メニエール病などの内耳障害による「耳からのめまい」と、うつ状態、体の歪みなどによる「自律神経の乱れによるめまい」に分かれています。このうち大半が自律神経の乱れによって生じる一過性のめまいです。この、自律神経の乱れによるめまいと関わっているのがストレートネックです。
ストレートネックは、パソコンやスマホ、ゲームの操作などでうつむき姿勢が多い人に起こりやすく、めまいのみならず吐き気、頭痛、腰痛など様々な症状を伴います。さらに悪化すると手足のしびれや歩行困難に繋がる危険もあるので、甘く見るのは禁物です。
めまいの治療は原因により異なります。大半は一過性のものですが、稀に脳梗塞や脳出血に起因するめまいであることもあります。あまりにも長くめまいが続く場合は脳神経外科を受診しましょう。検査の上、病変が見当たらない場合はめまいを抑える薬や吐き気や嘔吐を抑える薬、不安を和らげる薬を使って症状の緩和を目指します。
医療機関を受診して脳や耳によるめまいではなかった場合は、ストレートネックが原因である可能性があります。内服薬による対症療法に依存するのではなくストレートネックの改善法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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